ドッグラン

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ドッグランのこだわり

DOGGYWOOD、一番の魅力

DOGGYWOODの一番の魅力は、最大約1000㎡あるプライベートドッグランです。
我が家の柴犬たちは、ドッグランで、他のワンちゃんに吠えたり、他のワンちゃんを怖がって端っこで固まっていたり、せっかくドッグランに行ってもいきいきと楽しむことができませんでした。
ワンちゃんを思う存分ドッグランで遊ばせてあげたいという思いから、プライベートドッグラン付き宿泊施設として西日本最大級約1000㎡の広さを実現させました。
また、そのドッグランのグラウンドカバーにもオーナーの熱い想いがつまっているんです。グランドカバーの取り組みについて書いてみようと思います。

ドッグランのグラウンドカバーに何を採用するか

広大なプライベートドッグラン3つと周辺を合わせると 約2000㎡以上になります。広さゆえの効率と手入れのしやすさ、なにより安全性、それらの条件を満たす必要がありました。
選択肢として
A 芝生
B 人工芝
C クラピア
を考えました。

A 芝生
・ワンちゃんのおしっこ、キックによって、はげてしまいやすい。
・芝用の除草剤が必要であり、ワンちゃんたちの草を食べるという習性を見ていると、安全性に不安をぬぐえなかった。
以上の理由から、選択肢から外れました。

B 人工芝
・雨の後の、人工芝のむわっと、蒸し暑いこと。ワンちゃんは蒸し暑いのは苦手です。
・走っているワンちゃんが急ブレーキをすると火傷してしまう。
・また、DOGGYWOODのような大自然の中で全面人工芝は残念すぎる。
これらの理由から選択肢から外れました。

C クラピア
クラピアというグラウンドカバーがあるのをご存知でしょうか。
緑のじゅうたんとして地面いっぱいに広がり、柔らかい葉っぱを持ち、小さい花も咲きます。
しっかりとした根を張って広がるため 保水性、保土性から 法面保護、砂漠の緑化などにも使われているグラウンドカバーです。

・我が家の柴犬が、このクラピアの庭が大好きなこと。
・ワンちゃんのおしっこで枯れることはなく。回復すること。
・被覆速度が非常に速い。
・しっかり密集すると雑草を防ぎ 除草剤を使わないドッグランが実現できること。
・ただし生えそろうまでは、雑草との戦いの連続であること。
これに、賭けることにしました。

クラピアとの苦労

クラピアは非常に高価で、1ポット500円以上という苗をいくつも買ってきては植えていく作業を繰り返しました。
夏の暑く、なかなか雨が降らないところで、当時は水道も通っていないDOGGYWOOODです。水を汲んできて、水やりをする毎日が続きました。
栄養分の無い 固い土を、なんとかするべく米の籾殻を撒き。
石ころの除去をし、耕運機で耕して、固い土をほぐしつつ、広げるスペースを確保してきました。
水がない中、干上がらないよう、日陰から植えると言った工夫も行いました。
冬になると、日照が足りないため、日陰部分を救うべく、木の枝払い。
クラピアを広げるべく、ビニールハウスを作り夜はストーブを焚いて冬も成長させました。
クラピアも広がってくると雑草もそれ以上に広がってくるため、それを手で抜く連続でした。

ドッグラン部分をクラピアがほぼ網羅

上記苦労を 約3年かけて、ようやくドッグラン部分をクラピアがほぼ網羅しました。
これからもクラピアが密でないところは雑草との戦いが続きます。
除草剤を使わずに、ワンちゃんたちと、楽しく遊べる緑のじゅうたんをどうキープしていくか、DOGGYWOODのチャレンジは続きます。